実家が空家になる
gogo家の実家は今は空家になっています。
両親が予約していた有料老人ホームに空室がでたタイミングでお引越し。両親が慣れるまでは実家に居る時間が多かった私でしたが、今は月1度の帰省以外は誰も住んでいません。
特に今年はコロナ禍の影響もあって、初めて半年もずーっと空家の状態になりました。
半年もの間、完全な空家になることは全く想像していなかったので、準備も何もしていませんでした。
例えば換気、庭の手入れなど。半年の空家が予定されていたことだったら、いろいろと前もって頼むこともできたかもしれません。しかし、今はコロナ禍・・・さすがに定期的な換気など頼むのは気が引けることです。
新型コロナウイルスの感染拡大が始まった4月~6月はだんだん気温も湿度も上がってきて梅雨に入ったこともあり、換気はかなり気になっていました。毎年、年末年始を実家で過ごした後の冬季は3月まで帰省は控えています。冬季に実家を長く空ける時は、低温による水道管破裂を防ぐため、必ず水抜きをするようにしています。
半年もの空家状態は全く様子が違っていました。キッチンだけカビが生えているところもあったし、庭の木も強風で折れていたり・・・電気もLED以外のところは電球が切れていて、実家に着いたのが夕方だったこともあり真っ暗な部屋でかなり凹んでしまいました。半年もの間、空家のままでいることがこういうことなのかと驚き思い知らされた感じでした。
空家の実家で気をつけること
今年のコロナ禍での越冬は初めての経験になります。
いろいろ考えましたが、年末年始は東京の自宅で迎えることになるでしょう。
実家は雪国なので越冬の準備も考える必要があります。家回りの塀などのチェックや庭木の最低限の囲い、エアコンの室外機周りの掃除、車のタイヤ交換など。
様子を見て1~3月までは帰省しないつもりなので、その準備の為に年内に1度帰省する予定です。
寒冷地の場合はボイラーで一括暖房と給湯をしている家が多いのですが、そのボイラーも要注意です。特に実家で長く使用している古いボイラーは念のため点検しておいたほうが賢明かもしれません。
部品交換だけですむところが、ほったらかしていた為に使えなくなったら費用も時間も何倍もかかってしまいます。ちょっとした手入れで長持ちさせられるものは面倒でも手をかけましょう。
あとはもし実家に車がある場合は、長い間エンジンをかけていないとバッテリーが上がってしまうことがあります。一度経験しましたが、短い帰省の中で足が使えないのはかなりの時間ロスになります。知り合いや車の購入先などに頼んで、定期的にエンジンをかけてもらうようお願いすればといいと思います。
実家が空家になる。家は人が住んでいないと荒れると言われています。空家になった家に帰省したり、親が帰る可能性があるのであれば、最低限のことはする必要があると思います。
空家になったら何もせずにずっとそのままというのは悲しいことです。実家の周りのことも考えながらの空家への準備は抜かりなくしたいものです。