70歳の壁
以前から言われている2025年問題。1947年~1949年生まれの団塊の世代が75歳という後期高齢者の年齢になるのが2025年。医療や介護の社会保障費が一気に急増してしまうだろうという懸念があるようだ。
最近すごく実感していることがある。周りの70代の方々の事。60代の時はいつまでも若いと思っていたけど、70代に入り病気や怪我で入院したと言う話が珍しくないということ・・・
先日も近い親戚が病気で亡くなった。コロナ禍なので少人数での式典になったわけだけど、亡くなった親戚と同世代の70代の親しい人に連絡入れた際、入院中という方も何人かいたそう・・・こういうお知らせは急なことなので、相手の状況は何も知らずに連絡を入れる。久しぶりに連絡したら少し前まで溌剌と元気にしていた方がが病気療養中で要介護の状態になっていたとは・・・
75歳になる前に体調が変わってしまうことも結構あるんだと思った。心身の状態がどうであっても寿命は寿命。問題は心身が健康でいられるのがいつまでかという事だと思う。地域差、個人差はあるだろうけど私には70歳が一つの壁になっているような気がする。70歳になって75歳までの間にかなり変化が起きるという事なんだろうか・・・少なくともgogo家の周りの人達を見た限りでは70歳の壁はあるように思う。
2025年まで介護施設は増えないとなると・・・
2025年問題に向けて介護施設は増えて、希望した場合は入居したり利用はできるのだろうか・・・?
高齢者の人数が大幅に増えそうなのに、介護施設で利用できるところがなければ、自宅に居ることになる。要介護の親を在宅介護する家族が増えていくんだろうか・・・
2025年の団塊ジュニアは40~50代のイメージ。働き盛り世代・・・在宅介護では介護士さんのサポートが必要だし、その人材が必要な人数だけいればいいけど・・・
介護施設が増えないのはいろんな原因があると思う。中でも一番大変なのは介護士さんなどのマンパワー不足。マンパワーがなければどうにもできない。介護業界で働きたいと思う人材がいなければ箱ものだけ作っても補助金がどれだけあっても前に進むことは難しい。
知り合いのケアマネさんが言っていた。「今から新しくできる介護事業所は2025年から15年ほどははなんとか回るかもしれないけど、それ以降高齢者の数は減っていくから厳しいかもしれない」
それはそうだ・・・一時的に高齢者の人数はMAXになるかもしれないけどそれ以降は人口減少とともに増えることはない。
なかなか難しいところかもしれない。
介護施設は増えないけど保育園は乱立?!
ここ2、3年で保育園が結構増えた気がしている。
何か建設中だと思ったら保育園ができていて、そんなに離れていない距離なのに3件もできてたり?!何年か前に「保育園落ちた」というtwitterが話題になったけど。今はどんな状況なんだろうか?
ご近所さんの話では特に今年はコロナ禍の影響で近隣の保育園では新生児の入園は全くない状況なんだと。新生児より大きな園児もそれほど多くないそう。これも地域性があるのかもしれない。中には保育園の数が多くて共倒れとか撤退する園もあるとか。定員割れが続けば経営も難しくなるだろうし、仕方ないことかもしれない。
介護施設はなかなか増えず、保育園は増える。未来を担う子供たちの方を向く事が大事だということなのかもしれない。
コロナワクチン接種の65歳以上の人数は約3500万人ほどという。これが2025年には国民の3人に1人が65歳以上、5人に1人が75歳以上という超超高齢社会になるそう。
2040年には高齢者人口のピークを迎え、その人数は約4000万人。高齢人口の3割が85歳以上になるとか。要介護も認知症もそれなりに増えていくんだと思わぜる負えない。生涯現役を貫ける人はそのうち何%で健康寿命は?介護保険は大丈夫?
ちょっと想像したくないことだけど、新型コロナウイルスでこんなにドタバタしている現実を見ればかなり深刻のように感じてしまう。