日常生活で年齢制限というのがある。
最近思ったのが高齢者の線引き年齢。64歳までだとか、78歳以下などなど。
1億総活躍社会だとすると、さてとどうなる?
いろいろな高齢者の年齢制限
国連の世界保健機関(WHO)の定義では、65歳以上の人は高齢者。でも日本の年金受給は75歳まで選択できるようになるかもしれないとか。ということは65歳を超えても働きたいと思っている人はいると思うし、生命保険のCMでも人生100年時代のキャッチフレーズもありました。
だいたい自民党の幹事長の二階さんは82歳。麻生財務・副大臣は79歳。まさに人生100年時代をgogoと先をいっているような感じもしないでもないような・・・
住んでいる区のあるテーマで評議委員会を公募していると回覧板で見つけました。義理母が時間あるからやってみようかしらというので、内容を見たところ年齢制限がありました。
具体的には20歳以上78歳以下とのこと。「あらあら残念ですね。78歳以下とありますよ」と言ったらかなりムッとされましたが・・・
「政治家は78歳以上の方もいるでしょ。なんかおかしいわよねぇ。」と言い返されました。
「なるほどそうですね」と私。
地域のこのようなことでも年齢制限があるということを知りました。
なんとなく年齢の幅を設定することはわかりますが、78歳と80歳の2歳差を重視する必要はあるのでしょうか。
話は変わるのですが、ご近所さんにお孫さんが生まれたのですが、そのご近所さんは60歳。生まれたばかりのお孫さんと、大きくなったら一緒にご実家近くにある富士急ハイランドにも行けると張り切っていましたが・・・
この間たまたま知り合いから聞いたのですが、富士急ハイランドのアトラクションには年齢制限があるらしく、絶叫マシンでは64歳までと年齢制限があるのだそうです。
身長の制限もあるので、64歳まで一緒に乗れるといいのですが・・・
いろいろ年齢制限があるのは理由があるからでしょうけど。
実年齢と老化の個人差
実年齢は例えば80歳だとしても身体や精神ではかなり個人差が生じてくるものだし、これは40代でも50代でも同じようなことが言えるのだと思います。
高齢者の場合は加齢の影響があるので、実年齢より老化度が低い人と高い人では差がはっきりでてくるような気がします。ある程度年齢は制限がないと実年齢に比べたら身体や精神については老化度は低いということをわかってもらう手立てが要ります。証明というか判断基準というか、そういったことが必要になりますよね。
結構デリケートなところまで踏み込むことになりそうなので、ハードルが高そうです。
1億総活躍社会だとすると定年や社会参加などの年齢制限は徐々に変わっていくような気がします。
そうなれば義理母も文句なく評議員に応募できるようになるので、めでたしめでたしとなるのですが、さてどうでしょうか。