親70代は介護のターニングポイントか

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親介護のきほん

70代ずらりの限界町内会

実家の町内会。暫く帰省していないうちに何だか様子が変わっていたようだ・・・
いつも町内会の中心人物の方が急病で入院したり、いつも親切に80歳以上のお一人暮らしやお二人暮らしの家を気にかけてくれてた方も入院していると言う。
この間の地震の際も入院中のご夫婦がいたけど、また更に・・・
私は近所というよりは親戚のような感覚を持っている。遠い親戚より近くの他人の意味がよーくわかる気がする人たちだ。

昔からの住宅地の町内会。今は70代がずらり並ぶメンバー構成だ。
考えてみれば自分だって後を追うように一つずつ年を取っていく。今までは親の年を気にしていてけど、親より若く親よりは自分に近い年齢の人が親のように段々と親のように年をとっていく。
ほんの三か月会っていないうちに町内会にも激震があったとはショックだった。

70代に入ることはひょっとしたらすごいことなんだと感じた。いつも張り切っているイメージしかなかったし、具合が悪いことも聞いたことなかったし不死身だという印象を持っていたのは私だけではないはず・・・これもコロナ禍に起こったことだけに、いつもと違う日常の中で聞くと相当ショックな出来事に感じる。

70代はターニングポイントか

70代はいろいろな意味での分岐点のような気がする。

今後ますます定年65歳と定義づけている企業が多くなりそうだ。年金受給のタイミングも65歳。
現役世代というのは60代は半ばまでのイメージが強い。まだまだ若い世代と一緒に働けるという体力や記憶力はあるという事なんだと思う。

身体については例えば50歳の場合、1週間寝たきりになると元の筋肉量になるには3週間程度の時間と運動が必要と言われているそうだ。それが70歳では、たった1日動かないだけで回復には1週間必要だそう。60代の場合はその間と考えるにしても50代と70代では違いは大きいし、壁が大きく立ちはだかるに感じる。

70代は75歳で後期高齢者。四捨五入で80歳。個人差はあるにせよ誰もが高齢者と認識する。70代で親や配偶者を介護していれば老々介護と言われるし、70代で運転免許返納を意識する場合も多いと思う。周りを見ても70代に入って運転を止めたという人や、住居を高齢者専用マンションに住み替えたという人もいる。
70代はターニングポイントなのかもしれない。

70代になった親を穿って見る

70代になった親。今から思えばgogo家の両親も70代になってからいろいろなことがあった。
60代から70代ってただの年齢の数字だし、そんなに変わらないと思っていたけど・・・

70代の前半から転倒して骨折したり、立ち上がりがいまいちだと感じたり・・・今思えばなんだけど、実はそれってその先のことの予兆だったのかもしれない。
たまたまだと思っていたけど、それはサインの一つで、親が年取ってきたというお告げのようなものにも感じる。

まだまだ家の親は大丈夫、まだまだ家の親は若い、他ん家の親とは違う・・・なんて私も思っていたけど、80代に向かってはその思いとは違う現実が待っていた。
親も若い気でいたし、まだまだ娘の世話にはならなくて大丈夫といった感じだったと思う。そのあたりはお互い様なのかもしれないけど・・・
親が70代になったところで5年後10年後の先の話ができるチャンスがあるといいと思う。
少し親を穿ってみることも必要なのかもと・・・今だから思う。

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