紫綬褒章受章の人気俳優さんも親介護
私も好きな俳優さんの内野聖陽さんが紫綬褒章を受章された。
最近では朝ドラの「おかえりモネ」で主人公の父親役や「きのう何食べた?」のケンジ役で人気の内野聖陽さん。gogo家の母も大ファンでいつも出演ドラマは欠かさずに見ている。
数年前のドラマ「JIN-仁-」の坂本龍馬役も良かったし、何と言ってもでミュージカルもこなす幅広さがすごい。特に坂本龍馬は今まで演じられた数多い俳優さんの中では一番イメージに近かったと感じている。
その内野聖陽さんも50代。まさに親介護世代の真っ只中。
お忙しいお仕事の合間で、お母様の介護をされているという。
お母様は80代のようで、横浜でお一人暮らしだそうだ。お一人暮らしができるぐらいだからしっかりされている方だとお察しする。杖をついて歩く母親を介助したり、買物をしてあげたりと日頃からしっかりケアされているんだと想像する。近距離介護とか近距離介助をされているってことだ。
gogo家は遠距離介護だった。今親が暮らす施設も実家周辺。会いに行こうとすれば日帰りは難しい。近距離にいる親、近距離の親介護は理想的に思える。
紫綬褒章はそんなお母様への恩返しにもなったのでしょうね・・・ますます内野聖陽さんの出演する作品が楽しみだし、同じく親を介護、介助してきた50代として親近感を持って応援している。
働きながらケアできる親には条件がある
内野聖陽さんのように仕事をしながら親介護ができるってある程度の条件が必要だと思っている。
まず第一の条件は親と自分との距離というか親の家、実家の立地条件。
自分の家と実家は日帰りできる距離であること。車か電車やバスで日帰りできる距離というのは実家に着いて、親のことをいろいろとできる時間が確保される距離ということだ。
どうだろうか・・・?往復せいぜい3時間ぐらいかな・・・?4時間までは大丈夫か?
自分の仕事と親介護を考えて、無理のないバランスでできることが大事だと思う。
第2の条件としては仕事の条件というか親のケアに充てられるお休みや時間が取れるかどうか。
内野聖陽さんは俳優。芸能人ということで一般人の勤務先とはかなり異なる。
仕事の条件としては、ある程度お休みが取れて、お金の面でも多少の負担ができる余裕がほしい。やはりアルバイトや派遣などはお休みを考えると心配な要素は多い。俳優などの芸能人は売れっ子かそうでないかで全然違うと思う。
gogo家の場合を振り返ってみた。
私の場合は仕事をしていたけど、自分で趣味を生かしたことだったので比較的お休みは取れた。実家は車だと6~7時間。飛行機で1時間弱。電車は新幹線も入れて4時間程。どう考えても日帰りは無理。
要するに遠距離介護ってことになる。交通費などもかかるし、遠距離は負担が大きい。
親がある程度余裕があって、介護の負担はすべて親の自腹でってこともあるし、いろいろだ。
いろんな介護のやり方があるものだ。様々な事情でその家、その家族の介護・・・
介護も多種多様なので制度もそれをバックアップしてくれるものならありがたいのだが・・・