介護美容・・・いくつになっても女子は女子

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介護etc.

鏡よ鏡よ鏡さん!!

gogo家の母は美人だと言われている。小顔だし、顔のパーツのバランスもいい。スタイルもアラ90にしてはちょっと縮んだけど背も160㎝はあり、均整がとれていると思う。
一時期、化粧するのは面倒くさいし、出かけないからしなくていいとスッピンし放題の時期があった。

年だし、洗顔や化粧水とか日焼け止めとかのスキンケアしていればいいのかなと私も思っていた。
スッピンでもシミ一つないし、眉毛ぐらい描いた方はいいのかなぐらいで、特にそれが気になることでもなかった。
で、ある時施設のスタッフさんが「口紅があるといいと思ったんですが・・・」と連絡をくれた。
母はメイクポーチは持っていたけど、中身は基本的な薄化粧のパウダーファンデーションとアイブロウ、チーク、リップクリームくらい。口紅はたぶん入ってない。
スタッフさんは「最近、鏡を見て眉を描いたり、ファンデーションを付けたりする時、楽しそうなんです」と話してくれた。もう母が化粧するのは卒業というふうに思い込んでいたので目から鱗がどっさり落ちたような気持ちだった。

母は化粧を終えると手鏡に写る自分の姿を満足そうに見ているという。仕上げの口紅は大事なアイテムだったのだ。化粧をした母は10歳ほど若く見える。これってかなり重要なこと。毎朝のメイクの日課で気分も上がる。
施設では時折メイクアップやマニュキアなどの美容リクレーションをしている。そのタイミングで化粧が復活したようだ。
いくつのなっても綺麗でいることは大事なことだし、生きる活力にもなる。これって最高の介護だと感じた。

介護する母親はスッピンですか?

街で見かける高齢の女性も化粧している人、してない人は人それぞれ。若いことから全くスッピンの人もいるだろうし、メイクは自由だと思う。

義母もしっかり毎日化粧をしているようだ。スッピンよりはメイクしている方が若く見えるし、明るく見える。義母は介護が必要ないアラ90だけど、介護が必要なお母様の毎日メイクにつき合っている友人がいる。メイクとクレンジングはセットなので、朝と晩にはお母様の専属になているってことだ。
お母様は認知症なんだけど、ずっと化粧は欠かさずにしているそうだ。眉は結構ズレて描いてたり、チークもつけすぎたりするそうで、友人が手伝っているという。
「スッピンの母は有り得ない」そうで「母もスッピンでは出かけたくないはずだ」そうだ。
「お化粧の時間だよ」と促して化粧をしているそうで、お母様が自ら進んでということはないそうだ。でも、「化粧することは母の1日が始まるということ」で、今までずーっとしてきたことだヵら化粧をするのはお食事と一緒で当たり前のこと。
今もその日課は変わらないそうで、素敵な親子だなーと感じている。

介護と美容・・・介護美容

介護美容というジャンルがあることを知った。専門の美容機関もあるそうで、今後ますます需要があるように感じている。

 

デイサービスなどでもスキンケア、メイクやマニュキアのリクレーションを取り入れているところがある。好みはあるかもしれないが、スキンケアとしてのフェイスマッサージやハンドマッサージは気持ちがいいしリラックスできるはずだ。化粧をすることは間違いなくきれいになることだし、元気の素になったり、やる気がでてくる人は多いと思う。
美容院にいくと気持ちがリフレッシュできる。専門知識のあるセラピストによる施術は手の感触の温もりがあって安心できる。
身体を動かしたり、声をだしたり、いろんなタイプのリクレーションがある。美容リクレーションはまた違ったコミュニケーションができるという意味でも役割がありそうだ。

男性の場合はどうなんだろう?最近は20~30代の男性は一通りのスキンケアをしている割合が高くなっているようだし、眉毛を整えたりしている人も増えているようだ。高齢男性だって髭の手入れとか爪のケアとかを経験するとその心地良さがわかると思う。
介護現場の美容は介護や医療とも関わってくるので、専門知識を持った人が担うことで幅が広がっていくと思う。
今はコロナ禍の真っ只中ではあるけど、この先の介護美容に注目している。

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