身体もお口も動かせコロナ禍!!

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コロナ禍と介護

筋力維持の大切さ

緊急事態宣言下の地域ではいろいろな自粛が求められています。
現役世代はリモートワークが要請され、学生もその学校の方針次第ではオンライン授業というところもあります。
昨年4月から大学生になった友人の息子さんは未だクラスメートとも会ったことがないそうです。上京するタイミングもなく、授業はオンライン。貴重な4年のうちの1年は大学生活を思いっきり楽しんで学ぶということはできませんでした。彼の心中を察すると本当に可哀そうに思います。
若者でも人と会うことが儘ならないこのコロナ禍。
高齢者はといえば、新型コロナウイルス感染のリスクを懸念され、日常生活でも不自由さを感じている人は多いと思います。

隣の義母は何年も続けている趣味があります。フラダンス、リズム体操、合唱、ハンドベル、ノルディックウォーキングそして旅行。
その中で辛うじてコロナ禍の現在も続けられているのはリズム体操だったのですが、2度目の緊急事態宣言後はそれもお休みになったようです。
寒い日が続く今の季節こそ身体を動かして、健康と筋力維持に努めたいはずですが、思うようにいかない状況になってしましました。
義母はほぼ毎日自分一人でできるウォーキングを8000歩をノルマにしているようですが、これはすごいことだと思っています。
高齢者の場合、自分で計画立ててそれを実行することは皆が皆可能というわけでもないと思います。義母のように介護の必要もなく自立した生活をしている場合はできますが、介護が必要になってくると難しいことだと思います。

gogo家の両親は緊急事態下ではない地元の有料老人ホームで暮らしているので、毎日決まった時間に無理のないようにリクレーションや体操をしているので、その点は安心しているところです。
数日体操をしないと体が硬くなったり筋力が衰えて歩行や立ち上がりに影響が出てくるそうなので、両親の施設では感染状況によっては個別にしたりと工夫してくれています。
筋力維持の為にも毎日少しでも身体を動かすことは大切なことだと思います。

お口も動かすのも重要なこと

自粛が続き、今までよりも人と会う機会は激減した人がほとんどではないでしょうか。高齢者にとって人との接触がなくなることにはいろいろなリスクがあると思います。

人に会わなくなればおしゃべりする機会がなくなり、お口を動かさなくなります。お口を動かすことで噛むことに重要な筋力も衰えてきます。噛む力が弱くなると飲み込みの嚥下にも関係するので、飲み込みにくくなったりすれば、怖い誤嚥性肺炎のリスクも高まります。
新型コロナウイルスなど気にする時でなければ、大きな声で歌を歌う事が一番効果的だと思うのですが、残念ながら今はカラオケも自粛の状況です。

話さないということはお口の中の唾液が出にくくなりドライマウス状態になるそうです。細菌が繁殖しやすい口腔環境は歯周病や虫歯になりやすくなると言います。
口腔環境は誤嚥性肺炎予防にも大事なことです。gogo家の両親の施設では日課として舌の体操や発声練習を取り入れています。
病気や症状などが原因で言葉を発することが難しい場合は、唾液線を刺激することでドライマウスの症状は改善されるそうです。
お口を動かすことは口腔ケアにもなるし誤嚥性肺炎の予防にもなるので気にかけたいものです。

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