コロナ禍で帰省する
コロナ禍の今年は6月、10月、11月と3回の帰省をしています。
6月は緊急事態宣言解除になってから様子を見つつ、3泊ぐらいの実家滞在。
その頃は東京の感染者がまあまあいました。東京からの帰省や観光客は到底歓迎される感じではなかったので、こっそり、ひっそりと帰りました。飛行機での往復は便が減らされていて、欠航便が半分以上はあったと思います。
帰省の目的は両親と会うことと、日頃は空家の実家の様子を見ることでした。
1月から6月までの半年間、人気のない家は荒んだ感じになります。コロナ禍では親戚に窓を開けて換気してほしいなんてことは頼めるはずもなく・・・仏壇もそもままにしてあることもすごく気になっていました。
まずは実家の換気と掃除と仏壇の掃除。あとは庭もかなりワイルド化していたので、簡単な草むしりなど。
次の帰省も全く予想ができなかったので、とにかく3日でできることをやりきるような感じでした。
両親の施設では2週間の待機をすれば直接会えることになっていました。その頃はそれでも不安だったので、ガラス越しの面会をしただけで我慢しました。まだコロナに関しては得体のしれないウイルスという感覚がありました。半年も両親に会わずにいて、待機2週間でほんの15分会っただけで、万が一のことがあったら両親はもちろん、施設のスタッフさんや地元の人たちに危険な目に合わせるし、迷惑もかけるのが一番の心配でした。
今年後半になって介護施設なども注意をしながら面会の基準を緩和しています。10、11月の帰省では10日間の待機での面会が可能になりました。待機との期間を合わせれば2週間ほどの実家滞在期間が必要になります。
仕事をしながらの帰省はなかなか難しいものがあると思います。
ただ、リモート勤務の場合はワーケーション的に場所を移して仕事ができることもあるので、仕事をしながら帰省をしている同級生もいました。なかなか思い通りにすることは大変かもしれませんが、コロナ禍の仕事のスタイルとして取り入れられたらラッキーなのですが・・・
年末年始帰省の難しさ
年末年始に帰省を計画している人はどれくらいいるのでしょうか。
私の帰省の準備としては、帰省する3週間前から特に気をつけていました。
外食は1人で、買物も1人で。会社に通勤しているわけではないので、満員電車に乗る機会もはほぼないです。毎日検温する。基本の手洗い、うがい、マスクは必須。家族と家での飲食は取り分けないで最初から個々の器に用意する。外出したらすぐシャワーを浴びる・・・などなど。
これを毎日きっちりするのは結構ストレスでした。でもこれが通常時ではないコロナ禍・・・いつもと同じ行動をしていたら帰省は怖くてできません。まだまだ新型コロナウイルスの正体は解明されていないので、最悪のことを考えて帰省準備はしていました
国も東京都も最悪のことも想定したいろいろな対策を講じてはいるのでしょうが、GoToキャンペーンに関しても失敗した場合などの対策も考えてあるのですよね・・・
年末年始の帰省は自粛はお願いされるかもしれませんが、禁止するということはないと思うので、準備することは重要だと思います。夏休みの帰省も例年よりは少なかったようですが、人の往来は予想よりあったようです。
特に地方の年末年始は日頃の人口より一時的に人が増えます。病院は人口分の医療の為の設備しかありません。万が一想定以上の数の感染者が出た場合を考えるとパニックになっても不思議ではないです。
年末年始が夏と違うのは、寒さと乾燥。これが新型コロナウイルスの感染力に影響しているのではないかという専門家の話もありました。
年末年始の帰省は特に慎重に、最悪の事を想定して準備することが大事だと思います。