コロナ重症化のリスクと認知症の予防

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コロナ禍と介護

コロナ重症化のリスク

3都県を含めいくつかの地域で緊急事態宣言が発令されましたが、今日の東京都の新たな感染者数は日曜日では最多の1592人と発表されました。重症者も2人増えて138人。
重症化しやすいのは、高齢者と基礎疾患のある方というのは新型コロナウイルスの感染者が出始めた頃から何度も言われている事実です。

重症化のリスクとなる基礎疾患としては慢性閉塞性肺疾患(COPD)、慢性腎臓病、糖尿病、高血圧、心血管疾患、肥満などが挙げられています。
どの疾患も生活習慣が大きく影響していると言われているので、日常の生活で気をつけられることは多いのだと思います。
一番影響のが大きいのは食生活だという専門家は多いのですが、これは自分自身や家族が注意することで改善される可能性は大きいと言われています。
毎年健康診断や人間ドックを受診していれば自分の健康状態がわかるので、食生活を見直すことや運動不足を改めたり、場合によってはお薬の処方によって大きく変わってくるものだと思います。

すでに新型コロナウイルスは感染者が増大している状況ではありますが、感染予防対策はもちろんですが、今のタイミングでも万が一感染した場合には重症化しないように意識することも大事なことだと思います。
私自身も自粛ストレスでついついコロナ禍以前よりも家で飲む酒量が増えたように感じています。今年に入ってからは週2日を休肝日にして気をつけるようになりました。特に習慣生活病ということではありませんが、この異様な自粛生活の中で食生活や習慣の変化によって、自分自身の健康が損なわれるようなことがあれば本末転倒になってしまいます。
少なくとも自分で自覚できる体重とか血圧とかの変化には敏感でいたいものです。

認知症の予防

現在のところは確実に認知症を予防できるという方法は確認されてはいないと言われていますが、生活習慣病と認知症との関連づけられる研究は多くされているようです。
バランスの取れた食生活を心掛け、適度な運動と十分な睡眠。これは生活習慣病の予防に繋がることでもあり、認知症の予防にもなるのではないかと言われています。

これは自分自身、そして自分の親にも関係することではないでしょうか。

生活習慣病の予防をしていると認知症の予防にも当てはまることは多いと思います。
例えば、食事を作ること自体も何をつくるのか、材料はどうするか、どのように調理するかなどを頭で考えます。これが認知症の進行を遅らせる上で重要なんだと母の主治医の先生にも言われたことがあります。

運動は家の中でもできることはあります。掃除、洗濯、炊事などの家事も体を動かすことになるので、だまって何もしないでいるよりは運動になるのではないでしょうか。
家事そのものも段取りなどは頭で考えながらやります。考えながら体を動かすことは認知機能にも良いことなので、ながら運動的なことが日常生活の習慣にすると良さそうです。

自粛して家の中にずっといると時間や曜日の感覚が鈍感になる場合があります。規則正しく食事を摂り、睡眠をとる。生活のサイクルは人にとって違うものだと思いますが、その中でもバランスよく循環させていくことが大事だと思います。

コロナの重症化の予防は認知症の予防にも通じることがある。
コロナ禍でもコロナ後でも心身ともに健やかで暮らしていけますように。
感染予防をしっかりして、なんとか今を乗り越えて、自粛で落ち込まないようにしたいものです。

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