コロナ禍でも親の転倒には気をつけて

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コロナ禍と介護

コロナ禍優先の生活

先月後半から新型コロナウイルスの感染者は全国的に増加傾向になっています。
我が地元でも毎日感染者が増え続けている状況。
親御さんと同居して在宅介護や見守りをしながら暮らしている友人は、母親がコロナを怖がって一緒に買物にも出かけなくなったことを心配していました。

東京都では、高齢者の不要不急の外出については自粛を発表しています。だんだん寒くなってきたので、暑い頃よりは外出は控えやすいかもしれません。これだけ毎日感染者が増えれば、自粛したほうが安心だと元気なシニアの方も考えるようになるんでしょうね。
元気でアクティブな義母も今のうちとばかりに先週は渋谷で友人と会ってきたと言っていました。年末年始は会えなくなるかもしれないから、会ってきて良かったと・・・

今は新型コロナウイルスに感染しないことが最優先。そんな風なライフスタイルが当たり前の今年の12月。
何かを選んで購入するにしても「今はコロナ禍だから・・・」が頭の片隅にへばりついています。今年は純粋にあれが欲しいとか思わなくなったように感じています。
おしゃれをして遊びに行く感覚や、旅行の計画などがちょっとご無沙汰になっています。

どっぷりとコロナ禍に暮らしている今までのことを考えるとちょっと異常な感じもするのですが・・・
でも、コロナ禍だから気をつけて感染したくないし、生活が制限されるのは仕方がないのでしょうけど・・・

コロナもだけど転倒にも気をつけて

離れて暮らすお一人暮らしの親御さんには、いつも以上に心配してしまって気が休まらないと友人が言っていました。
いつもの年の12月年なら早めに帰省して実家でのお正月。でも、今年の帰省は私同様に諦めたと言います。

自立してお一人でなんでもできる母親に対しても、新型コロナウイルスに感染しないようにいろいろと口うるさく言ってしまうのだと・・・そんな彼女の母親はいつもの年より準備することも少ないし、むしろいつもより楽だと言っていたそうです。彼女の家族も揃って帰省しないので、大人数の御節も作る必要もなく、掃除もお布団の準備も済むからと話していたそうです。

ところが最近、彼女の母親は家で転倒して、腕を骨折してしまったそうで・・・
新型コロナウイルスの事ばかり気にしていて、他のことは全くスルーしていたと友人は悔やんでいるようでした。
幸い膝痛のかかりつけの整形外科で受診して、骨折した上腕を固定しただけで済んだそうで、1ケ月ほどはそのままにしていれば骨はくっつくとのこと。
不幸中の幸いと言ってもいいかもしれません。もし、手術が必要だった場合は入院、場合によってはリハビリも必要になります。
コロナ禍の今はお見舞いにもいけない状況なので、85歳の高齢者にとってはいろんなリスクがありすぎます。
骨折しての長期入院は体力的にも認知機能的にも不安要素が大きいので、骨折とはいえ軽症で済んだのはラッキーだったといえるでしょう。

とにかくコロナに気を取られがちですが、高齢者にとって転倒しないことが健康長寿の基本だと思うので、本当にお気をつけください。
コロナはコロナ、転倒は転倒として万全の注意を!!

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