遠距離介護の交通費の節約術

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遠距離介護

遠距離介護は短期勝負

離れて暮らす親の元へ行くときに気になるのは交通費。
どれぐらい離れているかで交通費も違ってきます。働きながらの遠距離介護の場合、1泊とか2泊とかの短期での実家滞在になることが多いと思います。たまの帰省ならゆっくり親との時間を楽しむ余裕もありますが、目的が遠距離介護の場合はそんな呑気なわけにはいきません。
実家にいる間に時間を有効に使って、メモ書きしたことをすべてし終えて予定通り戻るというミッションがあるからです。
gogo家の場合も買い物から始まり、ヘルパーさんの手が回らないところの掃除、電球などきれそうなのはないか点検したり、季節の変わり目に合わせた衣類の準備・・・ほかにもまだまだ挙げればたくさんのことがあるはずです。
とにかく短期滞在中にやることがてんこ盛りなわけなので、実家から東京の自宅へ帰るとへとへとになっていました。帰省する準備としては自宅で家族の食事などもある程度準備するようにしていました。
移動する前から準備することもあるので、遠距離介護は実家へ移動する前から始まっていると言ってもいいと思います。
できるだけダメージの少ないように、疲れが溜まらないようにしていかないと、都度の帰省を続けていくことは難しくなります。遠距離介護は短期勝負でもあるのです。

遠距離介護の気になる交通費

遠距離介護の移動には交通費が掛かります。狭い日本と言えども縦に長い地形なので端から端、例え北海道ら沖縄まで飛行機での移動の場合は結構な交通費が掛かるでしょう。

遠距離介護では移動の時間だけはできるだけ短く、実家に最短で移動できることを優先したほうがいいと思います。公共の交通手段で一番リーズナブルなものからバス、電車、飛行機になります。
私自身はほとんど飛行機で移動しています。空路50分。電車だと4時間強。バスは夜行バスになるので車中泊で8時間ほどでしょうか。
往復金額は時期での変動はありますがバス13,000円、電車26,000円、飛行機42,000円。
バスと飛行機では3万ほどの違いがあります。
これを毎月の事と考えて年間で計算するとバス156,000円電車312,000円、飛行機504,000円となります。年間でみると交通費だけで結構な金額になりますよね。

遠距離介護の交通費の節約術

遠距離介護の移動は短時間で、そしてできるだけ節約したいものです。
まず、私が航空券を手配する場合は「介護割引」のチケットを予約します。介護割引は各航空会社で条件と申請手続きが必要ですが、各Webサイトから確認可能です。
飛行機のチケット代金42,000円はフレックス料金なので、それより安い18,000円代のバリューチケットもあります。介護割引ではさらに安い片道15,000円ほどになります。

コロナ禍になって調べてみたら航空会社の「株主優待券」を購入しての「株主優待割引」チケットが一番安いことに気づきました。「株主優待券」はネットでチケット販売店で購入することができます。実は前回の帰省ではこのようにして「株主優待割引」チケットを利用しました。金額は「株主優待券」が2,200円、「株主優待割引」が11,000円ほどで片道13,200円。往復26,400円でした。「介護割引」の15,000円より1,800円安くなります。往復にしたら3,600円の節約は年間にすれば大きいと思います。
コロナ禍今は「株主優待券」も余っているせいなのか価格は比較的安く設定されているようです。

バスの場合は割引は確認できませんでしたが、バス会社やその地域でも違ってくるのかもしれませんが。
電車の場合だとJRを利用する場合がほとんどだと思います。JRでは介護する側の介護割引の制度はなかったのですが、年齢制限付きですが「大人の休日俱楽部」への入会での割引制度はあるようです。
ネット予約割引サービスもありました。JR東日本の場合は「えきねっと」の会員登録をして割引チケット購入ができるようです。これは予約可能期間が定まっているようです。
ほかには来年の3月いっぱいまでですが、「お先にトクだ値スペシャルきっぷ」というのがあります。新幹線も在来線も半額になるサービスのようですが、こちらの方も予約可能期間がありました。ただ、半額は大きいのでコロナ禍ではありますが、早めに計画できればすごくお得なんだと思います。

遠距離介護は交通費の節約がかなり重要な事です。
自分なりの節約術を調べてみてはいかがでしょうか。

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