以前からイケオジってよく目にしますが、イケオバって言葉はあまり見かけません。
ここ最近もやたらイケオジって聞くけれど、結局イケオバって話題にもならないし、50代のcheersにしてみれば、ほんとあまり面白くはないです。
イケオジやイケオバに反応しているのはたぶん自分がおばさんだという確たる証拠のような気もしています。
年の差婚だってイケオジが若気な娘と結婚している図だし、イケオバとシュッとしたイケメン青年との年の差婚はそんなに聞いたことはないです。
もちろんそれは生物学的にもイケオジと若気な娘の場合には、子孫を残せる可能性はあるのですが、イケオバとイケメン青年との間にはその可能性は0と言ってもいいでしょう。
ただ結婚はそれだけが重要だともいえないと思いますし、お互いに好き同士であれば一緒になるのは自然なことだと思います。
とにかくイケオジが脚光を浴びるのが少し面白くないだけなんです。
なんとかイケオバにも光を当ててほしいと思っているのです。
そういえば美魔女という言葉があります。美魔女の年齢定義はいくつ以上なのでしょうか。魔女という表現からすればアラフィフ以上からのような気もしますが、美魔女コンテストの応募資格は35歳以上で年齢を感じさせない輝きを持っている女性とありました。
美魔女はイケオバの年齢でもないようです。それから考えると「オバ」という文言がちょっと問題のような気もします。
女性誌で高々と「イケオバ特集」とかを見たら引いてしまう女性もいるような気もします。イケオバってクールな印象を持つ人は多くないような感じでしょうか。イケオジはイケてるおじさんでもイケオバはイケてるおばさんとはイメージが違うのでしょうか。
イケオジとイケオバのイメージが違うのは昔25歳以上の独身女性はクリスマスケーキだと揶揄されていたことにも通じるものがあると思います。25日に売れ残るクリスマスケーキからきているのですが、とても失礼な例えだし今だったらセクハラでしょうね。クリスマスケーキの話は日本ならではだとは思いますが・・・
男女のそれぞれの年齢の話になるとこのクリスマスケーキの話を思い出してしまいます。
男性の場合にこのクリスマスケーキと似た例えってあったでしょうか。ざっと考えてみましたが、思い浮かびませんでした。
結局表現としておじさんはいいけどおばさんはNGなのかもしれません。おじさんはポジティブキーワードでおばさんはネガティブワード。いっそのことじーじとばーばまでいけばまた違うのかも・・・
イケじーじ、イケばーばまで待ちましょうか。
イケオバって有名人でいったらどなたでしょうか。
夏木マリさん、草笛光子さん、デヴィ夫人あたりが思い浮かびます。ひょっとしたらイケオバではないわよって言われそうですが、イケオバに憧れる私はイケオバ目指して精進します。