コロナ禍のお墓参り
明日は秋分の日。秋のお彼岸です。3月の春分の日、7月のお盆に続きこの度も結局帰省は自粛したので、お墓参りには行けません。
親戚と親にはその旨を伝えました。無理して帰省して地元でコロナ感染させてしまったというのだけは勘弁してほしいというような話になったので、これについてはしょうがないことで。
そうなると檀家のお寺に連絡してお彼岸の供養料やお供物などをお願いすることになっています。お寺からは年数回冊子が郵送されてくるので、その段取りはそれを見ればわかります。
近年は地元に住んでいない檀家さんも結構いるらしく、お金を振り込んで供養とお供物をお願いするのが珍しくないようです。
コロナ禍でなければ、春分の日、お盆、秋分の日、お正月と少なくても年4回のお墓参りの機会があります。
gogo家のお寺は実家から歩いてすぐなので、私は帰省の時も時間に余裕があればお墓参りをしています。
実家の母は必ずご先祖様の誰かが祥月命日だと言ってはお墓参りしていました。そんな母をみているので私自身もお墓参りは特別なことでもなく、自然と足が向くんだと思います。お寺が近いとスーパーとかでご住職や奥様にバッタリなんてこともよくあります。檀家としては実家のお墓の行く末のこともあるので、ご住職とはなるべく気軽にお話できたほうがいいと思っています。
次の帰省ではお墓参りできるといいのですが。
実家のお墓の行く末
一人っ子の私は東京に嫁いでしまいました。若い頃から行く行くは私がお墓のことを見ていくんだろうと漠然と思っていました。一人っ子でなくても、二人姉妹とか三人姉妹でも皆嫁いで地元にいないという家もあります。男子にしたって、大学から東京に出て就職し、家族と家も持ってしまったら、なかなか実家を継ぐというのは難しいんだと思います。
お墓だけは継承していくのか、それとも今の自分の住んでいるところにお墓を引っ越すのか・・・実家のお墓の行く末はどうなるのか・・・そんな悩みを抱えている人は結構いるのではないでしょうか。
檀家のお寺でもお墓が年々少なくなっています。実家のお墓の隣にも前回お参りした時はあったはずのお墓が更地になっていたことがあります。恐らくお墓終いをしたんだと思います。
三人姉妹だった義理母の母親(主人の祖母)の実家のお墓も実は数年前にお墓終いをしています。その時は私も供養に参列しました。gogo家のお墓の行く末についてもお墓終いの選択はあるかもしれません。地域性もあるのかもしれませんが、お墓終いの段取りや費用など、その時参列したことでよくわかりました。
静岡から東京に嫁いだ義祖母の実家のお墓。静岡だと日帰りできる近さなので、1日でお墓終いは無事終えることができました。少し離れたところだと日帰りは難しいかもしれません。山形のgogo家だと日帰りにはならないでしょう。
お墓参りする度に実家のお墓の行く末を考えています。今度親に会ったときに話をすることになっていて、なんだかそんなことを心配するお年頃なんだと思うと少し寂しくなりますね。