介護サービスって?
介護保険制度を利用して受けられる介護サービス。65歳以上で要介護認定を受けた場合と40〜64歳で加齢に伴う病気(特定疾病)によって要介護認定を受けた場合には介護サービスを受けることができる。
介護サービスの費用って?
介護サービスは要介護度によって、利用できる介護保険の限度額が違ってくる。介護度が高ければ限度額は高くなるので、より多くのサービスを受けられるようだ。
サービスを利用した際の利用負担額は原則として、サービスにかかった費用は所得に応じて1割から3割となっている。もしサービスの利用が上限額を超えた場合は全額自己負担となるようだ。
介護サービスの自己負担は数年前までは一律1割だった。gogo家でも両親ともに1割の負担だったけど、改定があり所得に応じて1割から3割の負担に変更になった。
ちなみにgogo家では父は2割負担。母は変わらず1割負担。
1割と2割ってデイサービス1日分として考えれば1日分が2日分の費用がかかる計算になるので大変大きな金額だと思った。
例えばデイサービス1日が6500円だった場合の自己負担額は650円だと1300円になる。週3回の利用で1ヶ月を考えると・・・
1割負担の場合は650円×3回×4週で7800円 それが2割負担になったら1300円×3×4週で15600円になる。2倍の負担は大きい。しかも、利用している介護サービスはデイサービスだけではないのでトータルにしたら大きく圧し掛かってくる。
介護サービス費の負担は、同居や遠距離の家族にも影響する場合もあり得る重要な事。負担割合が変わればいろんな人を巻き込むこんでしまうかもしれない。
介護サービス費の自己負担がどんどん増える?
これからの介護サービス費は減ることはなく、どんどん負担が増えるような気がしてならない。
財務省の「財政制度等審議会」では、介護サービス費の自己負担を原則2割へ引き上げるよう改めて提言があったそうだ。
少子高齢化で超高齢化社会が進む中では介護保険を支えている現役世代が減っていき。高齢者が更に急増していくことが理由のようだ。介護保険制度の持続にも関わってくる問題だし、自己負担の引き上げは仕方ないような気もするけど、今まで通りの介護サービスが負担額が増えることで利用できなったりするのは本末転倒だと思う。
また一方では高齢者は現役と比べて、「所得は少ないが貯蓄は多い」という認識があるようだ。さらに、「低所得の高齢者が相当額の金融資産を持つ場合もある」とも。現行の所得ベースでの自己負担を決める制度は不公平だとも指摘しているようだ。
現行で原則1割となっている75歳以上の医療費の自己負担についても、「可能な限り広範囲で2割負担を導入すべき」と提言。介護保険の支え手である現役世代の負担が重くなっているのも事実・・・
また政府は原則1割となっている75歳以上後期高齢者医療費の自己負担についても既に2割負担を導入する方針を決めている。
親介護が始まってあれっ2割だなんて話が違うよっ・・・ってなるかも・・・
介護なんて関係ない老後を送りたいと思わずにはいられない・・・
迫りくる超高齢化社会っていう現実・・・なかなかびっくり・・・