3度目の緊急事態宣言
明日25日からまたまた緊急事態宣言下の生活に入る。今回は4都道府県が対象で感染状況はこれぞれで違うようだが一律5月11日までの17日間だ。
私なんかは緊急事態宣言に慣れてしまって、発令されたからと言って日常生活が変わるような感じでもなくなっている。緊急事態宣言前日の今日は近所の飲食店ではマスクなしで昼飲みしている人たちも多く見かけた。デパートでも駆け込み的な込み具合だったようだし、これが明日からガラッと一変するようには思えない。
お店が空いていないなら仲間内で宅飲みしてしまうかもしれないし、そうなれば中に無症状感染者がいればかなりアウトな状況になる。換気の悪い場合の宅飲みはマスクなんてしないしお店よりリスクも高そうだ。
緊急事態宣言下では移動はNG。帰省もできないし、旅行もできない、コンサートなども中止、お店にもいけない・・・とにかく遊ぶところがないとなれば一番感染者が多い20代などは誰かの家に集まって飲み会とかはしたくなるだろう。
5月11日までの予定が上手く収まればいいけど・・・
飲食から人流に変換??
今回の緊急事態宣言に関連して何度も出てくるのは「人流を止める」というキーワード。
今までは飲食を的に絞っていたけど、人流がやばいことになってきたようだ。
変異株の影響なのか、これまでの経験からわかったことなのか、いまいちよく理解できない。
一番知りたいのはこの1年半ほどの間で何をどうやってどうしたか、そして何がわかっているのかということだと思う。どのような根拠に基づいての政策なのか?なぜそう判断したのか?
今回の緊急事態宣言にしても根拠となる明確なものがよくわからなかった。
飲食店での酒類、カラオケの提供停止、テーマパークなどの休業、大規模イベントやスポーツは原則無観客での開催。そしてテレワークなどにより出勤者の7割減。
その中にはデパートの休業と映画館の休館も入っている。
デパートは食品売り場は営業するところはあっても、その他の売り場は休業のようだ。デパートで買物してその流れで飲食するのがNGなのか?これもよくわからない。映画館についてはもっとわからない。
何となくよくわからないけど人流は止める必要がある・・・
それと東京は午後8時以降は街の明るい看板やネオンなども消すようになるらしい。明かりを消すと人の流れは止まるらしい。なんかすっきりしない気分になってしまう。
高齢の親にとっての不要不急って
ここ半年ほど帰省していない。これは昨年も最初の半年はそうだった。同じことを2回繰り返している。
そうこうしているうちに父は誕生日が2回、母は1回来てしまった。もうすぐ2度目の母の日になる。
アラ90の1年は重みが違うと思う。皆一律に不要不急と言うのはちょっと違和感を感じる。
コロナ禍になるまでは1ケ月に1回の帰省で親に会って食事したり笑ったり、けんかもしたり・・・
4、5日滞在して戻る時は次の1ケ月後までどうか元気でいてほしいと思いながら帰路につく。アラ90にとっての1ケ月もまた重い時間だと思っている。
予想はしていたが、GW中にまたまた緊急事態宣言・・・こんなことになるんだったら3月あたりに帰省しとけば良かったと今は後悔している。
11日の緊急事態宣言解除の予定には、IOCのバッハ会長が来日するからそれに合わせるなんて穿った見方もわかる気がする。わざわざ来なくて万全の体制でリモート会議にすればいいじゃないって思う。
帰省は控えてリモート面会を、会議などもリモート会議をと皆さん仰っています。
だったらこういう目立つミーティングこそリモートワークの良いサンプルになると思うのだけれど・・・
今までの2回の緊急事態宣言の間は少し感染者が減る傾向だった。変異株が増えてそれがどうなるかは不安。
犠牲と我慢の上に成り立っている緊急事態宣言であるからこそ、なんとか上手くいってほしいものだ。