親戚関係で参列の打ち合わせ!?
親戚の不幸があった時、悲しみの感情の一方ではお金の相談が進んでいた。
コロナ禍だし遠方の親戚は地元に行けないし、帰省もできない・・・皆そう考えると思っていたけど、「不要不急には当たらない。人の生き死には別だ」と主張する者もいて、結構あーでもなにこーでもないと年配者を挟んで電話でのやり取りが続いてた。若手はメールで連絡を取り二重構造のやり取り。
結局、家族葬だし人数制限があることでそのやり取りは全く意味がなかった。連絡を取っていた中の誰一人も参列できなかったし、それは仕方ないことだと皆納得した。
ならば・・・香典や供花はどうするという話になって、これもあーでもないこーでもないと…最終的には斎場に連絡してご遺族の意向など伺って、供花は受け取るようだというので近い親戚が送ることになった。あとは香典の金額の話に・・・
親戚関係で香典の打ち合わせ!?
一番大変だったのが香典の金額。こういう時に生きのいい長老が張り切る。
あのおじいさんの時はあの家はこれぐらいだったとか、それではやりすぎだとか少ないとか・・・
ある程度は今までの関係性で香典の金額は決まってくると主張。ただ・・・何代か前の話となるともはや金額などは覚えておらず・・・とはいえ長老のいう事も無視できず・・・
香典の金額は結構悩ましいものだと思った。
gogo家では母が全部やっていたことなので、そういった冠婚葬祭の引継ぎはしていないし、実家には今までの記録みたいなノートがあるのは知っているけど、帰省できない状況だし、そのノートを見ることはできない。
近年のことなら私にもわかるので、それも考えて用意を・・・と思っていたら、父から電話がきた。今までは母が仕切っていたことだけど、父方の親戚だし父も気になっていたんだろう。
鶴の一声で明解に金額は提示され、父の支持により現金書留で速達で送ることにした。
肝心の父の存在も母のこともを忘れていたわけではない。ただ悲しい話だし、なるべく避けようとしていたところもあった。けど、実は一番長老なのは父だし、誰より頼りになるのかもしれないと思った。
香典返しトラブル?
親戚の葬儀も終わり、ご遺族も少しづつ日常を取り戻していることだろう・・・と思っていた週初めに親戚の叔母から電話が入った。これはトラブルの予感・・・
その叔母も現金書留で香典を送ったはず。しかも近い方だったので高額だったはず。
香典が届いたという連絡もない
葬儀を終えたという連絡もない
弔電のお礼もない
香典返しもないだろう
その叔母は「礼儀を知らない親戚だ」とこの遺族にはかなりご立腹な様子だった。現金書留で送った香典が届いたら相手にその連絡をするものだと思う。実はgogo家にもその連絡はない。それはちょっと如何なものかと思う。香典は気持ちだし、厚意だ。形だけと送ったものではなし今回は駆け付けることのできない気持ちも込めた金額だ。そこは少し残念に思う。
葬儀を終えた連絡や弔電のお礼は、まだまだご遺族もすることがあって余裕がないと思われる。少し時間がかかるのかもしれないし後ではがきや手紙が来る場合もある。
香典返しについては、地域によってはするところとしないところがあるようだ。それは後々お互い様になるらしい。
香典には大切な家族を失った遺族の悲しみを慰め、励ますという意味が込められているものだそうだ。香典はお返しを期待して送るものではないと思う。地域によっては香典返しは当たり前のところもあるようだけど、双方が同じ慣習の場合だけではないのでややこしくなる。香典や香典返しトラブルは意外に聞く話。
いろいろな事情はあるにせよ叔母にとっては「香典返しをしないのは礼を欠くことだ」と譲らなかった。以前の時も香典返しはなかったと・・・
「もし香典返しがなかったら法要はスルーするし今後の付き合いも考える」とまで言っていたけど・・・なぜ私に連絡してくる・・・!?香典返しトラブルは御免だ。