88歳高齢ドライバーの池袋暴走事故

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親の運転

昨年4月に東京の池袋で起きた当時88歳だった高齢ドライバーの暴走事故。
青信号で渡った無実の母子2人が亡くなったとても悲しい事故だった

88歳高齢ドライバーの交通事故

東京の池袋で起きた当時88歳だった高齢ドライバーが起こした交通事故。昨年11月過失運転致死傷の疑いで書類送検されていたのは元通産相官僚。
当時の警察の取り調べでは「ブレーキをかけたが、効かなかった」とか「アクセルが戻らなかった」と話していたようでした。後の車の機能検査では特に異常が確認されなかった為、「ブレーキとアクセルを踏み間違えた可能性もある」という話もしていたそうですが・・・

初公判の冒頭でこの高齢ドライバーの被告は「アクセルを踏み続けた記憶はなく、車に何らかの異常が発生し、暴走を止めることができなかった」と無罪を主張したのでした。
そもそもなぜスピードをそんなに出して運転していたのかといえば、フレンチを予約していて遅れそうだったからという理由でした。

88歳高齢ドライバーが起こした交通事故。88歳という年齢から考えると運転スキルとか判断力とかにも疑問を感じてしまいます。この高齢ドライバー被告の家族は彼の日頃の運転をどのように見ていたのでしょうか。

高齢ドライバーの運転

高齢ドライバーが車を運転している以上は事故を起こすリスクはかなり高いと思わざるおえません。
考えたくはないことですが、加齢、老化による操作ミスや判断ミスなどは絶対ないとはいえません。
50代の私でさえ視力に不安をか感じることがあります。この先60代、70代の運転に関してはいつまでできるのかとふと思ったこともあります。

高齢ドライバーの特徴
・視力の低下による視界不良により、見落としが増えたりや気づきが遅くなる
・反応が遅くなり、ブレーキを踏むタイミングも遅くなる
・体力や筋力の衰えにより、運転操作に支障がでる。また長い時間の運転に無理が生じてくる

例えば、運転免許更新時の70歳以上の高齢者講習での運転講習も受け、75歳以上であれば認知機能検査も無事クリアでき、めでたく運転免許証の更新ができました。このように運転免許証の更新はその時点ではできたとしても、個人差はあるにしても加齢、老化というのは時間とともに進んでいきます。
うちの親は大丈夫と決めつけることがその先の不幸な事故を招いてしまうこともあると思います。
高齢ドライバーの事故のニュースに触れる度、被害者と遺族の方はもちろん起こしてしまった本人もその家族にも大きな悲劇となってしまうのは何度も見ているはずです。
親の運転免許証の返納のハードルが高いことは私も経験しているので理解しています。でも、もしも不安要素が一つでもあれば返納のことを話してみるのは家族しかできないことだと思います。いつかは通らなければならない道の一つだと思って一度話してみてはいかがでしょうか。

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