遠く離れた親を避難させる

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遠距離介護

台風10号は一晩かけて九州を通過したようですが、吹き返しの強風などにはまだまだ警戒しなければなりません。

いろんな角度からの報道を見ましたが、このコロナ禍の影響で密を避ける必要があり、避難所の収容人数なども通常より少なくしているそうです。避難も定員数が少ないので避難所の数も多く必要な為自宅近隣の所には入れずに90㎞離れあ場所までバスで移動した人達もいたようです。
若い人たちなら耐えられるかもしれませんが、高齢者となるとマスクもしていることもあり、蒸し暑い環境での長距離移動は体力をかなり消費してしまうと防災の専門家が説明していました。
この度の台風10号はコロナ禍の台風ということでの複合災害。今回の経験がこれからの非常時のベースとなるかもしれません。避難所の収容人数も今後は考えて準備することになるとも言っていました。

遠く離れた鹿児島に在住する高齢の親御さんのことが心配で余裕を持って対応したという40代の男性の話がありました。
この台風10号の予報は3日ほど前から報じられてしたので、早めに実家近隣のホテルを予約して、予報よりも早く移動するように連絡を取り合っていたということでした。コロナ禍なのでホテルの予約はすんなり取れて、GoToキャンペーンが適用となることもあって割安だったということです。自宅では安心できないと不安に思うご両親の希望で避難所の混雑も容易に想像できたので、ホテルならプライバシーも確保できるしコロナの感染にも安心できると思ったそうです。
避難所でも安心できますが人数制限もあるし、足腰が弱い高齢者の場合は床に座って立ち上がる動作は難しいものがあります。トイレへの移動も自宅とは違って距離があるかもしれません。非常時でも少しでも負担のかからないように過ごせたら安心です。

gogo家の両親は一緒に老人ホームで暮らしていてハザードマップを確認したところ、川沿いではないので大雨や台風などではなんとか移動しないで大丈夫そうですが・・・万が一の場合は自力で避難することは困難なので、施設を信頼してお任せするのだと覚悟しています。

遠く離れた親とはこういう機会に非常時の対応のことなどが話せるようだと安心だと思います。地元も半年帰らないと建物とかも変わっていたりするので、一番安心できるのは日頃から親と電話やメールで連絡をとりあうこと。そして地元の友人や親戚とも疎遠にならずにいることかもしれません。
日頃からの情報収集は非常時には絶対役に立つはずです。

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