高齢の親、認知症の親が悪質業者のターゲットに?

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遠距離介護

認知症の親の心配事

認知症の親の心配事はいっぱいあると思う。心身の健康面では一人になった時の怪我や事故、そして強引な物売りや契約。

gogo家の母は転倒が一番心配だったけど、いろいろと後からわかった怒り心頭なこともある。
何で必要なのか理解できないものを購入していたことや、読まないでしょ?っていう雑誌を定期購読してたことや・・・
自分で積極的にというよりは勧められたというのがほとんど。

本人の意志もあったのかもいれないけど、断らないと思って強気で勧められたとしか私は思えない。今となっては想像するしかないんだけど・・・

高齢の親に迫る悪どもたち

コロナ禍になって新聞の強引な勧誘が問題視されているようだ。
義母も似たような経験があり、ついつい契約をしてしまったことがあった。契約している新聞1社あるにも関わらず、もう1社と契約・・・来る度に断るのに疲れてしまったと言っていた。根負けするくらいのしつこさだったようだ。実家に帰った夫が気づいてすぐ解約したから良かったものの、気づかなかったら今も新聞は投函されていただろう・・・

遠距離介護の親がターゲットに・・・?

高齢の親が強引な契約や物売りのターゲットになるのは新聞だけではないと思う。
gogo家の母や友人、親戚の親には他の事例もある。

飲料や健康サプリ宅配便
使い方の難しい高額な美顔器
雑誌の定期購読
スマホ契約時の必要のない有料アプリ
着る機会もないし自分で着付けもできない着物、帯など
身に着けて出かける機会もない宝石類(アクセサリーではなく宝石)

私が聞いた話だけでもこれだけあるのだから、実際にはもっとあると思う。
その中には長年の付き合いだからと仕方なく契約や購入したりする場合もあるだろう。
gogo家の母はとにかく着物をじゃんじゃん購入していた時期があり、今思えば異常な頻度。それがわかった時はとても驚いてしまった。

どういうつもりで母に着物を勧めたのか・・・確かに母は長い間茶道をしていたので着物を着る機会が多かったし、着物が大好き。大腿骨骨折してからは正座をするのが難儀なこともあり、茶道のお稽古はそれ以来お休みしていたのだが・・・
母はずっと長い間何十年もお得意様だったはずだし、母が着物を着なくなったことは老舗の呉服店の担当の人もわかっていたことだ。それでも着物や帯の展示会があれば電話をかけてきただろうし、誘われれば行かなくちゃと母は思っただろう・・・
考えれば考える程モヤモヤ感でいっぱいになる。
そのことでは母とは何も話していないけど、袖を通していないままの着物が数着あるのは事実・・・
怒りとともにものすごく悲しい気持ちになってしまうのだ。

親に悪質業者を寄せつけない

勧誘や押し売りは相手があって成立するもの。だったら相手にしなければいいし、相手になるような状況にしないことだ。

勧誘や押し売りのツールは電話、メール、FAX、郵便、訪問などだろうか。
電話とFAXは留守電にしておくとか、迷惑電話登録しておくとか、実家に帰って時に対策はできそうだ。メールはスルーすればいいし、迷惑メール機能をつかえばいい。
郵便は破って捨ててしまう。
訪問販売に来たら・・・これが一番厄介かもしれない。地方だと鍵を掛けない家があるし、いきなり家に上がり込まれることはないかもしれないけど、玄関に長い時間居座られたら根負けしそうだ。

遠距離介護をしていた頃、なるべくリスクを減らそうと思い、思い切って実家の玄関をオートロックにしたことがあった。
鍵をかける習慣のない親なのでいくら言っても日中の在宅時は鍵は開けたままになっていた。オートロックなら常時鍵が掛かっている状態になるので、玄関に入り込まれることはない。わざわざ玄関先まで行かなくても、鍵の開閉も遠隔でできる。オートロックにしただけで、いつもがっつり鍵がかかっている家という印象になる。気軽に訪問できない家にはあまり訪問する気が起きないのだと思った。

オートロックは操作を覚える必要があるので、できる時期とかタイミングを考える必要もある。
今はスマートロックもあり遠隔操作もできるし、見守りカメラがセットされてたり選択肢がいろいろあると思う。

親に悪質業者を寄せつけないようにすることは考える必要がある。もし長年のお付き合いがあったとしてもそんな悪質業者は断捨離するくらいでいいのかもしれない。年寄りだと思って舐めるなよって言いたい。

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