悩ましい親の運転

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親の運転

 

危ない高齢ドライバーの運転

いつかニュースで見た高齢者の自動車事故・・・87歳のおじいさんが起こした事故では小学生の男の子が死亡し一緒に登校していた2名の小学生も重症を負ったそうです。
なんという悲劇なんでしょうか・・
事故を起こしたおじいさんは認知症の疑いがあると報じられていました。一人暮らしだったのか、それとも同居する家族は気がつかなかったのかと気になりました。後日の報道で家族の話としては前日から車で出かけて行ったきり帰ってこなかったんだとか。

gogo家の母親が運転している頃も出かけていく度に肝を冷やしたものです。離れて暮らしているから私がいない間のことはどうすることもできません。車の運転だけは運転手一人ではなく、他人様を巻き込む可能性があるから重大な問題です。
母親の場合は違反とか事故とかは起こしたことはなかったけど、ガソリンを入れることを忘れていたことがありました。近所の親しい人から連絡があったのがその知らせだったのですが、なんでも家の近くでエンストしていたところを助けてくれたそうです。
今思えばそれが認知症を疑うきっかけでもあったし、遠距離介護を本気で考える機会にもなったのかも。
その後も車の運転のことではいろいろありましたが・・・

いつまで?どうやって?親の運転のことで悩んでいる人は少なくないと思います。特に地方では自分で運転しているからこそ自立した生活ができるという側面もあるので。
実際アラ90で商売を営んでいて、車の運転もしゃきしゃきこなしている人も知っているし人によって差があるのも事実だと思います。

gogo家の母親は午前1回、午後1回の車でのお出かけが日課でお昼前のランチ用の買い物が1回、あとは夕飯の買い物に夕暮れ前に1回。それがあるときから午前2回、それも買い物に行ってきたと思ったらすぐまた出かけるようになり・・・何かを買い忘れたかそれとも買ったのを忘れたか・・・午後になるとまだ明るいうちに買い物に行って戻り、またしばらくして出動!!そして帰ってきてお茶を飲んだかと思うとまたどっかへ出かけて行く。
さすがにこうも出動の頻度が高いと父親も心配になってきて・・・「お母さんが車でしょっちゅう出かけて困る」と言うようになったのでした。この辺からは私が実家に帰る頻度が高くなり、次第に実家に居る日数も多くなっていったのですが。
夕暮れでもライトなしで運転しているのも目撃したし、パーキングに駐車するのも大胆に斜めっていることがあっりました。本人の気持ち考えれば運転を卒業してと言うのはとても言い辛い。でも何かあったらでは・・・うーんどうしたらいい・・・
こんな感じがずいぶん長く続いた気がします。

高齢ドライバーの軽自動車

実家に帰省すると高齢ドライバーに遭遇することが普通の日常になります。東京では電車やバスなどの公共交通機関が充実しているので高齢ドライバーはさほど目立たないと思うのですが、地方だと状況がガラリと違ってきます。特に高齢ドライバーは軽自動車に乗ってる場合が多く、平日の日中のスーパーの駐車場の車は大半が軽自動です。よく行くスーパーの駐車場は広々としていて駐車しやすいので駐車スペースにも余裕があります。普通に車も寄せられるし、狭いスペースのところもなく隣の車に神経質にならなくても楽に止められと思うのですが・・・
お店の入り口に近い駐車スペースにバックして止めようとしたら、急に後ろから軽自動車がやってきて危うくぶつかるところだったということがありました。
車を後ろにゆっくり寄せているところを急に右から入ってくる軽自動車。まじぶつかりそうな勢いで。そのタイミングで前に少しだして通してあげようとしたら、前からも軽自動車が・・・新手の嫌がらせかと思いきや、運転手は2台ともおばあさん。本当に危くて声を上げそうになるぐらいびっくりしたしイラっとしました。軽自動車は2台ともウインカーを出していなかったし、何をしたいんだかって感じ。まさかこちらにくるとは判断できない状況で車には高齢者マークも付けてありませんでした。

今日はぶつからなくて良かったけど、こちらが注意しないと何が起こるかわからないかもしれません。地元の有事は「こちらが気をつけないと無理無理」と都市部は公共の交通手段が便利に使えるけど、地方の市町村は自分で車を運転するのが普通。高齢者の運転する車ほど軽自動車が多いような気がします。ちょっと自転車感覚にでもなってているのかも?
地元の人は慣れていて動きの怪しい軽自動車だったらほぼほぼ高齢者と思って気をつけて乗っているって言ってました。そうなのか・・・家族そいてもそんな高齢ドライバーは心配なんだけど、どうしたらいいのかといった感じなのでしょうね。

高齢ドライバーの免許返納

最近毎日のように起こっている高齢ドライバーの自動車事故。お知り合いは細い道から不意に出てきた高齢者の軽自動車を避けようとして、電柱に激突。幸いけが人はいなかったけど、車はかなり損傷して大変だったと。乗っていた皆が無傷で済んだけどこれも高齢ドライバーが絡んでいる事故なんですね。
運転をしないことが一番早い解決になるんだろうけど、それが一番難しいことで免許返納してもいいかなーって思えるようなしくみがないと上手くいかないでしょうね。

gogo家の父は脳梗塞になったアラ70で自ら免許返納の手続きをし、母は腕を骨折した4年程前にしばらく運転できなかった期間があったので運転するのが面倒になったようです。で、そのタイミングで免許返納できました。
でも、その当時二人とも返納したメリットはなーんにもなかったんです。まさかとは思ったけどおまけも特典もなし。これは市町村ごとであったりなかったりのようですが、地元では何もなかったんですね。地方では移動手段は自家用車がお決まりなので、家族の車か、自腹でタクシーとかが現実的でバスや電車などは本数がなくて全く使い勝手が良くないのです。

高齢ドライバーの事故を防ぐんだったら運転の卒業だと思います。免許返納後の移動手段の支援体制をしっかりさせることが絶対必要!!免許更新時に認知症の検査をして更新不可だとしたら返納後のの生活が全く見えてこないのは困りますよね。生活の足がなくなるんですから。
免許返納後の生活が想像できるようになれば少しは変わってくると思うのですが。

 

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