悩ましい年賀状
この時期は自分の年賀状もだけど、数年前からは両親年賀状の手配もしています。
毎年、両親には「年賀状どうする?」って聞いてます。もしかして「今年で卒業しようかなー」という言葉が聞けるのかと思っているのですが、今年も「頼む。」の一言でした。
両親に届く年賀状を見ると。数年前あたりから「今年で年賀状は卒業します」という挨拶の方もいて、その話をしてはみるものの特に気にしている様子はないのです。
私にしてみても、もうそろそろ年賀状は出さなくていいかなーと思っていて、いつその挨拶を入れた年賀状にするかを考えているようなところなのですが・・・
虚礼廃止もスタンダードな感じになってきているのか、年々年賀状配布の枚数も減っているのも確かなことです。まわりの友人とも年賀状は出すか出さないかの話になることもあります。年賀状を印刷して、一言添えるのも最近はしてないかな・・・
両親が自宅に居た頃は在宅介護の時期でもあったので、ちょっと余裕もなかったし、印刷してもうそのまま投函していました。添える一言も皆同じような「今年は会いたいですね」とかで、気づけば毎年同じ文面になってしまっているし、要するにただ出すという感じでした。それからはというものは一言なしの印刷文だけの年賀状に・・・
両親の年賀状も同じようにただ投函するだけなので、どうしたもんかと少し考えています。
今年はコロナ禍の特別な年だったので、いつもより丁寧にしてみようかとも思ってはいますが・・・
親の年賀状ですが
結局今年も両親の年賀状はいつも通り印刷しようと思っています。
年賀状のデザインというか干支のイラストなどは母が選んでいたので、好きなテイストはだいたいわかります。
ある程度デザインを絞ってメールでホームに写真を送って、見てもらって選んでもらっています。母はアルツハイマー型認知症でも物忘れがあるだけで字もかけるし、計算もできるし、好きなものと嫌いなものははっきり主張するので、年賀状のこともお任せなのです。
年賀状で気をつけないといけないのは喪中はがきです。前の年に喪中はがきだった方には今年の年賀状は出していません。印刷用の住所録はわかるようにしてあるので削除はしていません。今年の喪中はがきの方はチェックして出さないようにします。それから今年の年賀はがきで年賀状卒業宣言があった方には出さなくていいと言われています。
私達世代と違うのは両親の年齢になれば、年賀状を送ってくれる方その方自身が亡くなっている場合があるという事です。これは私自身が地元に住んでいないので気がつかないことが問題なのですが、かなり悩ましいことだと思っています。親戚関係やプライベートで親しい方だったらどこからか知らせがあるのですが、会社関係の方で私も面識がない場合はわかっていないことがあるのです。
最近は地元新聞の訃報記事も個人情報として載せないことも珍しくないとかで、そうなると実は亡くなっていましたという方も実際いたりして・・・
かといって年賀状を出すか出さないかで安否を確かめるのもちょっと・・・
親の年賀状は自分の年賀状より気を遣うことが多くてやれやれといった感じです。