親介護の予測と老活

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親介護のきほん

親介護の予測

親の老い=親の介護とどうしても考えてしまい、自分自身の目標ややりたい事は後回しにしてしまうこともあるのではないでしょうか。
こうなってくるとマイナスの考えがどんどん増殖されていき、我慢とかネガティブな考えに支配されていくことが当たり前のようになってしまうような気がします。
特にに女性の場合は仕事の面での遠慮や躊躇がどうしても先になって、レベルアップできるタイミングを自ら逃してしまうことも少なくないと思います。

親の介護が始まるかもしれないから。親の介護に備えなきゃならないから。

もし子育てが終わり、中断していた仕事に復帰できるチャンスがあるかもしれない50代。60代。それは同じくして親の介護に不安を感じる世代でもあります。

自分の時間ができたのでアルバイトやパートなどの仕事に就けるかもしれない。
でも実家の親に介護が必要になったらどうしよう。

親介護の心配が現実になるかどうかは全くわからないし、実際は予測不可能なことです。
現在の両親がお元気で旅行できたり、ウィーキングを日課にしてたりと何の心配もなく暮らしていても、gogo家のようにどちらかが突然脳梗塞になるかもしれないし、転んで骨折するかもしれません。でも、それは起きてみなければわからないことです。
私の場合は心配が不安な気持ちをどんどん大きくしていったので、親介護は必ずやってくるからいつでも動けるようにしなければ・・・という考え方できました。常に親の介護が頭にあったことで、介護が迫ってくるような不安が先行していました。
今振り返ってみると、もしあの時やりたいことを続けていたら、自分が動ける範囲での親との関わり方もあったかもしれないとも考えます。
帰省して親の様子を見たからと言って介護の確立予測はできません。実際はどうなるかわからないことに気を病んでいたようにも思えるのです。

親介護は始まってみないとわからないことが多いですが、自分のやりたいことや貴重な時間を二の次にしてまで備えることではないと思います。
もしかすると親介護がはじまるのが近い将来かもしれません。それでも自分自身の目標ややりたい事は遠慮せず躊躇しないでいたら、その時が来たならば親としっかり向き合えるのかもしれません。
頭で想像して考えているうちは、自分の目の前の現実を受け止めてもいいと思います。
予測しすぎて目の前が見えなくなるのだけはやめてほしいです。

老活のはなし

親介護が始まると自分自身の終活を意識し始める場合も多いと感じます。
終活ノートのことも聞いたことはありますが、親のお墓のことや親の財産相続など、介護と人生の終わりに関することはいろいろ関連付けられることも多いと思います。
たまたま今日、坂東眞理子さんの記事をネットニュースで見ました。近著の「老活のすすめ」では、笑顔の80歳になるための心得をまとめてあるそうです。 60歳ぐらいで悠々自適とか終活などを考えるのは早すぎるということでした。老活はローカツではなくオイカツと読むそうです。「おーい、喝(カツ!!)」という思いを込めたそうです。
アラカンはまだ自分が老後になっていない年齢なのに終活・・・これは少し早すぎるような気がします。
ほとんどの場合は終わる前に必ず老いるという現実があります。老いる準備もしないで終わりの準備をし始めるのは時間がもったいないと思います。

坂東眞理子さんは「かきくけこ」で面白いことを仰っています。

人生を明るくする「かきくけこ」
  か  感動 「なるほど」と感心、感激、感動する心を持ち続ける。
  き  機嫌よく 意識して機嫌よく過ごすように努めるのが周囲への礼儀。
  く  工夫して 同じことを繰り返さず、改善のための小さな工夫を。
  け  健康 身体と心の健康が人生後半を充実して生きる基本。
  こ  貢献・交流 新しい人と交流すると同時にできるだけ世話をし、貢献を。

なるほど、前向きな老婦人になれそうな印象をうけるポジティブキーワード満載です。
こんな感じで老活して、前向きに健康に介護とは縁遠い老後が遅れたら理想です。
個人的には気分屋でマイぺ-スの私にとってはが一番難しそうですが。明るく、口角上げて、前向きに過ごすのは美容的にも良いことは間違いなさそうです。
老活って言葉初めて知りました。キラキラマダムを目標に意識してみましょう。

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