老眼は不便で厄介
40代半ばから始まった老眼。軽めのリーディンググラスから始まり、徐々に視力は落ちていく。
老眼鏡が手放せなくなった70代頃の親の様子が思い出される。
自分が老眼なんて縁がなかった頃は、何でこれ間違えるかなー?ってコーヒーメーカーの目盛を随分超えた水の量を不思議に感じていた。目盛を超えた水の量で超アメリカンな味のコーヒーになるし、はっきり言って不味い。
あの当時は何の気なしに「水の量間違えてるよ」ってその都度指摘していたけど・・・
今の実家のコーヒーメーカーは当時とほぼ同じもの。最近自分も水の量を間違えた。やっぱり老眼が進んでいるんだろう。
いちいち老眼鏡をかけたりはずしたりって面倒くさい。はっきりは見えないけど何となく勘でしていまうことがある。コーヒーメーカーの水もそうだけど・・・
親もそうだったのか・・・?とふと思った。
老眼って大した病気でもないし、誰にでも起こることだと思うけど、不便で厄介だ。
今さらだけど親に共感というか、わかるわかるって感じだ。
冷蔵庫の賞味期限切れの調味料とか・・・
遠距離介護していた時の恒例の冷蔵庫チェック。
賞味期限切れの調味料を見つけては処分していた。
調味料のスペックの文字はやたら小さい。以前はスーパーで購入する時、ぱっと見ればすぐにわかった。でも、今は老眼鏡やルーペで見ないとはっきりわからないものもある。いちいち賞味期限なんて見ないよね~と今だから何となくわかる気もする。
調味料のボトルは結構小さい。スペックの表示も小さくなるのはしょうがないけど、老眼の人には小さくて見えない。賞味期限ぐらいは大きめだったら嬉しいけど・・・
最近のスーパーではカートにルーペが付いているものもある。そういうところは気遣いなんだと感じるけど、いちいちルーペで確認しながらの買物も面倒くさいと感じる。
特に今はコロナ禍だし、短時間で素早く買物をした方が安心安全だ。
賞味期限切れの調味料・・・今だったらあんなに張り切ってチェックしなかっただろうな。
そもそも老眼って?
そもそも老眼とは?
加齢に伴い水晶体の弾力が低下し、ピントが合わない状態。
43歳前後で近くが見にくいと自覚する場合が多いそう。60歳の還暦を過ぎたあたりでは調節する力はほぼなくなるんだとか。
老眼になったら老眼鏡の使用はマスト。普段はシニアグラスなんて呼んでるけど老眼鏡は老眼鏡だ。
遠くを見る時にメガネを外すのが面倒なら遠近両用レンズにする手もある。
メガネが煩わしい場合は遠近両用のコンタクトレンズもあるようだ。一度試そうと思ったけど、もともと視力のいい私(両眼2.0)の場合はコンタクトレンズを使用した経験がないのでちょっとハードルが高いと感じている。
多焦点眼内レンズ、ミドルエイジレーシックという手術を伴うものもあるようだ。これは適応できる場合とできない場合があるそうだ。
どちらも保険適用には条件がつくようだ。
最近はサプリメントや点眼薬なども広く紹介されているようだけど・・・効果があれば一番手軽でいいと思うけど・・・試してないけど、実際はどうなんだろう。