以前より歯周病と認知症には関連性があるようだと言われていました。
虫歯がないとなかなか歯科医院には行かない場合が多いですが、将来の老後に備えて今から気をつけていきたいものです。
歯周病と入れ歯
歯科医院には予防の為、3ヶ月に1回のペースで通っているcheersです。
gogo家の両親は二人とも入れ歯のお世話になっているのですが、記憶をたどれば2人とも歯が痛くなってから歯科医院に行くような感じでした。痛くなければ、虫歯がなければお口の中に関しては無頓着だったようでした。
ひと昔前ならそんな感じでいる人達が多かったのではないでしょうか。
そんな両親を見ていたので、入れ歯のお世話にだけはならないようにと思うのです。毎日の入れ歯のケアは面倒です。外してポリデントなどにつけ置きしたり、もし自分でできなくなったら誰かにしてもらうことになり、それも手間をかけます。
そもそも入れ歯にする必要があるというのは虫歯が原因の場合もあるとは思いますが、歯科医院でケアしてもらう時、必ず歯ブラシとデンタルフロスでは届かない歯と歯茎の隙間の汚れを取ってくれます。
この汚れが歯周病の原因になるとかで、よく取り除いて歯周病のリスクを減らす。その汚れをほったらかしにしておくと歯周病がどんどん進んで、歯茎がぷにょぷにょになってしまうのだと怖いことを言われます。そうなってしまうと歯を支える骨が減っているので、徐々にグラグラになり、歯を抜かざるお得なくなってしまうのだそうです。
確かに両親の場合も歯茎が柔らかくなてしまって、歯の根元が細っそりしていました。歯茎がむき出しになると虫歯にもなりやすくなるそうです。
歯周病のケアは入れ歯生活を阻止できることなので将来の老後の為、自分自身の生活レベルの為にもしっかり意識したいことだと思います。
歯周病と認知症
認知症の研究が世界中で進められていますが、決定的な治療法は見つかっていないのが現状です。
以前から歯周病と認知症の関連性は耳にしたことはありました。
最近の研究ではアルツハイマー型認知症の患者さんの脳内から歯周病の原因菌が検出されたことがわかりました。このことが認知症の治療につながるのではないかと期待が高まっているようです。歯周病はほかにも心臓病や糖尿病など全身の疾病に関わるということも言われていました。
歯科医院にいくと歯周病のことがよくわかるリーフレットなどが置いてあります。
歯周病になると歯と歯茎の隙間に細菌が繁殖し、炎症が起きるそうです。重症になると歯を支える骨が溶けてしまい、歯がささえられなくなってしまうのです。こうなってしまうとお口の中の症状だけでなく、肺炎や脳血管疾患、心臓疾患、糖尿病など様々な病にも関連していることがわかってきたそうです。
いろんな関連性がわかってきている以上、きちんとケアすることは必要なことだと思います。食後の正しい歯磨き、そして定期的に歯垢と歯石を取り除いてもらうことなどを気にしていきたいと思います。
歯周病は予防が可能です。まずは丁寧な歯磨きを習慣づけることで認知症を予防できることを忘れないようにしたいと思います。